みちのく潮風トレイル歩行録

八戸~仙台まで歩きました。 みちのく潮風トレイルを歩いた時の思い出を、当時の記録や記憶を頼りに書いていきます

青森県階上町 階上岳山頂~観音茶屋 東門

 階上岳は天気が良ければ山頂から八戸市を一望できる。

 ちなみに階上岳山頂(標高739.6m)は、みちのく潮風トレイルのルート上で最も標高の高い場所である。

 
 さて、後はここから寺下観音方面に向かって降りていく訳だが、この時私は道を間違え、全く別の方へ進んでしまった。
 しばらく進んで車道に出たが、この時点でどうやら道に迷ったことに気付いた。しかし現在地が解らない。(当時はスマホで現在地を確認しながら歩いていなかった)
 そのまま車道を進むと、車で山菜採りに来ていた地元のご家族を発見。道を尋ねるとやはりルートから大きく逸れていた。(正確な位置は忘れたが、海のほうに行くはずが、どちらかというと山のほうに来てしまっていた)
 ここから元の道に戻るには、かなり距離があるし時間もかかるだろう。どうしたものかと思っていたら、そのご家族から、良かったら車で国道のほうまで乗せていってあげる、と有り難いお言葉が。お言葉に甘えて、次の目的地である、観音茶屋 東門まで乗せて行ってもらうことにした。

 しかも道中、田んぼアートの会場まで連れて行ってくれた。

 田んぼアートといえば、青森県では田舎館村が有名だが、階上町でもやっているとはこの時初めて知った。


 その後、観音茶屋 東門に到着。親切なご家族にお礼を言って別れた。もしあの場所で出会っていなければ、ここまで来るのに何時間も歩いたに違いない。
 ありがとう、あの時の親切なご家族の皆さん。
 (この時歩けなかった区間は、後日改めて歩きました)


 続く。