田老漁港から田老駅を目指して歩いている途中である建物が目に留まった。
製氷貯蔵施設。明治・昭和・平成の三度の津波の到達点を示すプレートが設置されている。
トレイルルート上にはこのような過去三度の津波到達点を示す建造物がいくつかある。
漁港を過ぎて少し進むと、これまた有名な震災遺構・たろう観光ホテルがある。
2階から下が鉄骨部分を残しほとんど流されてしまっている。
ここから道の駅たろうまでは、新・旧マップ共に南下し、防潮堤の上を歩くようになっているが、Googleマップ上のルートでは、そのまま西へ直進するようになっている。当時の私はそのまま西に直進し、道の駅へ向かった。確か当時は防潮堤のあたりは工事していたはずだった。
ちなみに、当時はまだなかったが、たろう観光ホテルから道の駅に向かう途中に、たろうの浜小屋「すいか」というカフェがある。(公式マップにもカフェすいかと記載されている)
特徴的な外観だが、店内もすいかグッズで埋め尽くされている。
たろうの浜小屋「すいか」から道の駅はすぐ近く。
道の駅たろうは、震災後にこの場所に新たにリニューアルオープンした道の駅。産直施設や飲食店の他、コンビニやたろう潮里ステーションという震災伝承施設まである。三王岩~道の駅たろうまでは見どころがたくさんある。
道の駅から一番近い三陸鉄道の駅は新田老駅だが、当時はまだ無かったので、田老駅に向かった。そこから送迎便を利用し、グリーンピア三陸みやこに戻り今回のトレイル終了。
続く。