道の駅硯上の里おがつから石投山に向かうには二通りのルートがある。
一つ目は県道192号線を通り、雄勝峠を越えて石投山山頂に向かうルート。公式マップ(2020年10月)ではこちらが正式ルートとなっている。
もう一つは、海沿いの国道398号線を波板海水浴場まで進み、そこから石投山山頂に向かうルート。こちらは公式マップでは迂回路として記載されている。ちなみに2023年9月現在、Googleマップではこちらが正式ルートとなっている。
南三陸・海のビジターセンターで尋ねたところ、雄勝峠越えのルートは一応通れるらしいが、こちらは通らずに波板海水浴場経由の方を歩いてほしいと言われた。ということで波板海水浴場経由のルートを歩くことにした。
※2023年5月当時の情報です。雄勝峠越えのルートはいずれ通行可になると思います。歩く前は南三陸・海のビジターセンターか石巻・川のビジターセンターに問い合わせてください。
道の駅を出ると、雨がポツポツ降り出してきた。レインポンチョを羽織ろうか迷ったが、空を見るとじきに止みそうな感じがしたのでそのまま歩くことにした。しばらくすると雨は止んだ。
県道238号線を進むと、防潮堤と思われる壁に絵が書かれているのを見ることができる。Googleマップでは海岸線の美術館と表示されている。そのまま進んで橋を渡り左折し、国道398号線ではなく海沿いの道を進む。国道398号線に合流した後は、一つ目のトンネルを通った後、右折し旧道らしき道を進む。
旧道を進んで波板海水浴場に行く手前でナミイタラボという施設の前を通る。宿泊施設らしいが、ぱっと見何の施設なのか分からなかった。ここには自販機があるが、この先の波板海水浴場には自販機が無い。石投山を下りるまで自販機は無いので、ここが最後の補給ポイントになる。
波板海水浴場は漁港の中にある小さな海水浴場で、トイレと駐車場がある。駐車場から海水浴場に下りていく場所に手作りの木の椅子が置かれているのが印象的だった。
石投山登山口は海水浴場からすぐ近くにあり、分かりやすいので迷うことは無いと思う。ここから石投山へ登っていく。
続く。