みちのく潮風トレイル歩行録

八戸~仙台まで歩きました。 みちのく潮風トレイルを歩いた時の思い出を、当時の記録や記憶を頼りに書いていきます

岩手県釜石市 大槌町境界~釜石鵜住居復興スタジアム

 釜石市に入るとすぐに室浜漁港があり、さらにそこから歩いてすぐに片岸漁港がある。片岸漁港を過ぎると45号線に合流し、鵜住居地区に入っていく。
 45号線を歩くと三陸鉄道鵜住居駅がある。中には売店や飲食店も入っている。

 三陸鉄道鵜住居駅。ラグビーの街釜石らしく、ラグビーボールのモニュメントがある。
 中の店で昼食を食べた。確かそばを食べたと思う。

 駅のすぐ隣には震災伝承施設もある。

 鵜住居駅からは、すぐ近くの釜石鵜住居復興スタジアムに向かわずに恋ノ峠を登り、また戻ってスタジアムに行く少し不思議なルートになっているが、なぜこのようなルートになっているのかというと、震災当時、近くの中学生が小学生を引率し、峠まで登って避難したかららしい。みちのく潮風トレイルのルートには、こういう震災に縁のある場所を通るようになっている場所がいくつかある。
 
 恋ノ峠からは釜石鵜住居復興スタジアムのすぐ横を通って箱崎半島に向かうルートになっている。釜石鵜住居復興スタジアムはラグビーワールドカップの会場になったスタジアムで、私が訪れたのはワールドカップが開催される数か月前だった。スタジアムに行くと、その日は一般開放されていた。私はラグビーについては詳しくないし、あまり興味も無かったが、ラグビーのスタジアムに入る機会なんてこれを逃したら二度と無いかもしれない。そう思い、中を見学することにした。


 続く。