みちのく潮風トレイル歩行録

八戸~仙台まで歩きました。 みちのく潮風トレイルを歩いた時の思い出を、当時の記録や記憶を頼りに書いていきます

岩手県大船渡市 キャッセン大船渡~綾里崎展望所

 翌朝、ホテルを出てBRT大船渡駅に行き、BRTでBRT盛駅まで行く。BRT盛駅で降りた後は三陸鉄道盛駅へ。ちなみにBRT盛駅三陸鉄道盛駅は隣接している。
 三陸鉄道盛駅からは電車で三陸鉄道綾里駅へ。ここからこの日のトレイル開始。

 まず綾里駅から野々前漁港方面に進む。そして野々前集落から綾里崎方面へと進んでいくが、この野々前集落~綾里崎の、半島北側のルートは高低差があまりなく、道もかなり歩きやすい。だが見晴らしはあまり良くなく、木々に囲まれている。
 そのまま綾里崎の方へと歩いていくと展望所に着く。展望所にはトレイルの案内看板とベンチが置かれている。ルートではここが半島の折り返し地点だが、ここから半島のさらに先にある綾里崎灯台に行く道がある。せっかくここまで来たので灯台まで行ってみることにする。ちなみに展望所からも灯台が見える。

 綾里崎灯台

 灯台までの道はかなり分かりずらく、鍬台峠下りの最後のような感じだ。灯台に向かう時は灯台が目印になるため迷うことはないと思うが、灯台から戻る時は迷いやすい。この時、灯台まで地面が鹿の糞で一杯だった。鹿の姿は見えなかったが、綾里半島にもかなりの数のニホンジカが生息しているようだ。
 
 灯台に到着。綾里崎灯台は現在は灯台しか無いが、かつて灯台守が生活していたらしく、コンクリート製の建物の基礎と思われる部分が残っていた。恐らく灯台守の住んでいた家のものと思われ、かなり立派だった。
 灯台に着いてしばらく景色を眺めた後、元来た道を通って展望所まで戻る。展望所から灯台までは往復30分から1時間くらいかかる。途中、道に迷いながら展望所まで戻って来た。

 

 続く。