みちのく潮風トレイル歩行録

八戸~仙台まで歩きました。 みちのく潮風トレイルを歩いた時の思い出を、当時の記録や記憶を頼りに書いていきます

宮城県石巻市 南三陸町境界~石巻・川のビジターセンター

 南三陸町から石巻市に入ったが、この先は石巻市→女川町→石巻市と進んでいく。これは平成の大合併石巻市が女川町を除く近隣の自治体を吸収合併したためこのような形になった。
 石巻市に入ってすぐ、神割崎がある。

神割崎自然公園 - Wikipedia

 

 南三陸町石巻市の境界にある、まさに境界に設定しやすい形の岩。

 近くには東屋があり、休憩できるようになっている。

 神割崎からは国道398号線を新北上大橋まで歩く。この区間、道は舗装路で、高低差もあまり無く歩きやすいが、飲食店や自販機が少ない。また、宿泊施設が現在一軒しかなく、その宿泊施設もハイカー向けではないため、後にこの日の宿を探す際に苦労することになる。

 国道をずっと歩いていくと、途中何箇所かトンネルを通る。トンネルには歩道があるため歩きやすいが、途中、照明が無いトンネルが一つあった。また、白浜海水浴場近くにある十三浜トンネルや白浜トンネルは距離が長い。これほど長いトンネルを歩いたのは久々だった。

 白浜海水浴場を過ぎて3km程歩くと、右手に東日本大震災の慰霊碑があり、さらにその奥に北上観光物産交流センターという建物がある。実はこの建物、北上観光物産交流センターという名前だが、石巻・川のビジターセンターという施設でもある。南三陸・海のビジターセンターのスタッフから、姉妹施設なのでぜひ立ち寄ってほしいと紹介されていた。

 石巻・川のビジターセンターはみちのく潮風トレイルの関連施設ではないが、これまで訪れたビジターセンターやインフォメーションセンターと同じような役割の施設なので、トイレ休憩はもちろん、スタッフはハイカーの相談にも乗ってくれる。

 
 続く。