みちのく潮風トレイル歩行録

八戸~女川まで歩きました。 みちのく潮風トレイルを歩いた時の思い出を、当時の記録や記憶を頼りに書いていきます

宮城県南三陸町 JR陸前戸倉駅~石巻市境界

 国道398号線から戸倉小学校跡地のあたりで国道から外れ、さわやか公園を通り再び国道に戻る。その後はそのまま国道を進み波伝谷漁港の横を通る。
 波伝谷漁港を過ぎてすぐに戸倉神社があったので参拝。

 神社には誰もいなかったため、御朱印は頂けなかった。

 戸倉神社からすぐの所に南三陸・海のビジターセンターがある。トレイルルート上にいくつかあるビジターセンター・インフォメーションセンターの一つだ。

 南三陸・海のビジターセンター

 ビジターセンターで情報収集したが、ここでスタッフの方から、みちのく潮風トレイルが始まった当時は、ハイカーに地図を読んで考えさせるためあえて標識の数を少なくしていたという裏話等色々な話を教えてもらった。また、これから歩く予定の金華山は船便の関係でアクセスが難しいため、重茂半島のように後回しになる可能性があること、チャンスがあれば先に歩いたほうがいい、といったアドバイスも頂いた。牡鹿半島から先は離島を巡るルートがあり、先輩ハイカーの皆さんは船便の関係で苦労したという話は知っていたが、その中でもどうやら金華山が一番アクセスが難しいようだ。貴重な情報を聞くことができた。

 ビジターセンターを出発した後は、概ね国道398号線に沿って進み、5.5km程歩くと神割崎キャンプ場に到着。ここはスタンプポイントになっているため、スタンプを押した後に昼食。レストランで地元の食材を使ったカレーを食べた。
 キャンプ場から進んだすぐ先に神割崎があるが、その手前が石巻市との境界になっている。

 南三陸エリアの総評(個人的な感想)
 南下の場合、田束山登山から始まり、入谷集落を抜け海に出て神割崎までのルートだが、海沿いを歩くより内陸部を歩く距離が倍近くあるため、山のエリアという印象が強い。
 田束山自体はそれ程難易度の高い山ではないが、登山口に行くまでかなりの距離を歩かなければならない。このあたり階上エリアと似ている気がする。
 個人的には入谷から海に出るまではさんさん商店街を経由して欲しかった。

 

 続く。