みちのく潮風トレイル歩行録

八戸~仙台まで歩きました。 みちのく潮風トレイルを歩いた時の思い出を、当時の記録や記憶を頼りに書いていきます

宮城県石巻市 釣石神社~名振西漁港

 釣石神社から宿の車で桑浜漁師民宿まで行き、一泊した翌朝、宿の車で釣石神社まで送ってもらった。
 この日はここから雄勝半島を歩いて民宿まで戻る予定。
 釣石神社から国道398号線を川沿いに歩いていくと新北上大橋がある。この橋は河口から約4kmも離れているが、東日本大震災の川を逆流してきた津波により流され、現在は新しい橋が架けられている。
 橋を渡った先には、震災遺構の大川小学校がある。

 東日本大震災津波で児童74名、教員10名が亡くなった。

 手を合わせ、校舎を見学。

 校舎の一部は当時のまま保存・公開されている。

 大川小学校からは県道238号線を歩いて長面浦漁港まで進む。漁港で自販機を発見。ちなみに雄勝半島の漁港には必ず自販機がある訳ではない。
 漁港には、はまなすcafeというカフェがあったが、営業していなかった。後で知ったが、日曜日だけの営業だった。
 漁港からは橋を渡って県道238号線を長面浦を右手に見ながら進む。途中で左折し、尾ノ崎峠に入っていく。
 尾ノ崎峠は未舗装路で峠の標高は約250km。峠を歩いている途中で前方の繁みから大きな動物が飛び出してきた。ドキっとしたがそれはニホンジカで、道を横断してすぐに見えなくなった。
 峠を越えると名振西漁港に着く。

 
 続く。