御殿崎自然保養林はパークゴルフ場の中を通るルートになっている。
パークゴルフ場の案内の後ろにトレイルの標識が設置されている。
パークゴルフ場を抜けた後は、牧場や民家のある小さい集落を通り、再び未舗装路に入る。ここから小本川水門までは、大牛内自然歩道という道となり、途中一部舗装路の区間があるが、後は未舗装路だ。途中で変な生き物の鳴き声が聞こえてきたが、最初は鳥かと思ったが、近づくとカモシカだった。
カモシカの鳴き声を聞いたのはこの時が初めてだった。
大牛内自然歩道も50~100m程度のアップダウウンが何箇所かあり、沢を渡るポイントもある。自然歩道を抜けた先にも例の標識とカウンターがある。
道は歩きやすかったので、恐らく地元の有志の方達が草刈りをしてくれたのだろう。
水門に向かって歩いていると、川に網が設置されているのを見つけた。
近くにいた地元の人に聞いてみるとサケ漁の網だと教えてくれた。しかしここ数年、このあたりではサケの漁獲量が激減しているらしい。
今回のトレイルはこれで終了。体力的難路の区間もあり、警戒していたが、拍子抜けするほど難なく踏破できてしまった。個人的には体力的難路の標識は小袖海女センター~三陸鉄道陸中野田駅を始め、ここよりもキツい区間にも設置したほうがいいと思った。
岩泉エリアの総評(個人的な感想)
岩泉エリアは距離はかなり短く、北に体力的難路はあるものの、全体的には歩きやすく、一日あれば歩けてしまうだろう。
ただしエリア内に公共交通機関が少なく、駅は三陸鉄道岩泉小本駅しかない。鵜の巣断崖方面へのアクセス手段も限られてしまう。
また、宿泊施設もあまりないため、北の田野畑か南の宮古で一泊し、一気に抜けてしまったほうがいいかもしれない。
岩泉エリアは距離はかなり短く、北に体力的難路はあるものの、全体的には歩きやすく、一日あれば歩けてしまうだろう。
ただしエリア内に公共交通機関が少なく、駅は三陸鉄道岩泉小本駅しかない。鵜の巣断崖方面へのアクセス手段も限られてしまう。
また、宿泊施設もあまりないため、北の田野畑か南の宮古で一泊し、一気に抜けてしまったほうがいいかもしれない。
続く。