みちのく潮風トレイル歩行録

八戸~女川まで歩きました。 みちのく潮風トレイルを歩いた時の思い出を、当時の記録や記憶を頼りに書いていきます

岩手県陸前高田市 黒崎仙峡温泉~気仙大工左官伝承館

 翌朝、大船渡温泉から黒崎仙峡温泉まで戻る。BRTで大船渡丸森駅から小友駅まで移動し、前日のうちに小友駅にタクシーを呼んでおいて(駅のすぐ近くにタクシー会社があった)黒崎仙峡温泉まで戻った。

 黒崎仙峡温泉からは県道38号線まで進み、38号線を左に曲がる。あとは昨日近くを通った広田小学校まで道沿いにひたすら進むだけだ。
 広田小学校の前に広田漁港を通るが、漁港のすぐ近くに津波避難歩道橋がある。

 この歩道橋は津波が来た際に避難路として使用する他に、過去の津波の到達点が表示してあり、津波の脅威を伝えるのに役立っている。

 過去四度の津波の高さが一目で分かる。
 なお、漁港から歩道橋を登った先は公園(避難場所)になっている。
 
 広田漁港からは住宅街を通り、県道38号線を横断し広田小学校のすぐ横を通り、海沿いを歩いてBRT西下駅方面へ向かう。

 途中に広田湾を眺めるポイントが。カキ養殖いかだがたくさんある。

 広田半島の付け根あたりにある小友浦海岸まで来ると、ここからは海岸沿いに道の駅高田松原に向かうが、その前に箱根山市民の森まで行き、戻ってくるようになっている。
 市民の森の標高は約250m。道は舗装路で、普段ならこの程度の標高は大したことはないのだが、ここまで15km以上歩いてきたため、足が思うように進まない。休み休み登っていくと、市民の森に到着。市民の森には気仙大工左官伝承館があり、休憩がてら見学することにした。


 続く。