みちのく潮風トレイル歩行録

八戸~女川まで歩きました。 みちのく潮風トレイルを歩いた時の思い出を、当時の記録や記憶を頼りに書いていきます

岩手県陸前高田市 道の駅高田松原~宮城県県境

 翌朝、ホテルから道の駅高田松原まで戻り、国道45号線を進み気仙川を渡る。川を渡ってすぐに、震災遺構の高田市立気仙中学校がある。

 被災した中学校の校舎がそのまま保存されている。
 気仙中学校からは国道をそのまま進み、途中で長部漁港から海沿いに進む。しかしその前に国道45号線近くにある月山神社に向かった。月山神社がスタンプポイントになっていたのと、御朱印を頂きたかったからだ。
 漁港から国道に向かうと、国道手前に郵便局があったため、使わない道具等を家に送ることにした。そして月山神社に向かう。

 月山神社(左)と御朱印(右)

 月山神社からは長部漁港に戻り、海沿いを南下する。要谷漁港に来たあたりで雨が降り出してきた。しばらく進むと国道45号線に合流するが、合流するとすぐに宮城県との県境がある。みちのく潮風トレイルのルートでは、青森県エリアは八戸市と階上町だけで距離が短かったため、岩手県に入った時はそれ程感動しなかったが、宮城県県境の標識を見た時は、岩手県が長かっただけに嬉しかった。(岩手県はまだ重茂半島が残っているが)

 陸前高田エリアの総評(個人的な感想)
 陸前高田エリアは距離が40km程度で箱根山を除き高低差はあまりない。  しかし、一日で踏破するには距離が長すぎるが、広田半島には宿泊施設が1件しかなく、その宿泊施設も常に営業しているとは限らないので、広田半島での宿泊は難しい。(テント泊な ら別だが)
 また、宿泊施設のある陸前高田市中心街もルートから少し離れている。
 体力的な難易度は低いが、どう攻略するか地味に悩ましいエリア。 

 続く。