みちのく潮風トレイル歩行録

八戸~女川まで歩きました。 みちのく潮風トレイルを歩いた時の思い出を、当時の記録や記憶を頼りに書いていきます

岩手県宮古市 音部漁港~魹ヶ埼

 翌朝、宿を出発し音部漁港に戻る。この日はここから魹ヶ埼まで行き、姉吉から宿まで戻る計画。民宿の女将さんから連絡くれたら迎えに行きますと言われたが、歩ける所まで歩いていこうと思い出発。
 音部漁港から重茂漁港までは一部未舗装路があるものの、ほとんどが舗装路で住宅街の中を歩く。ここでお詫びと訂正。前々回、重茂半島には大沢までルート上に個人商店は無いと書いたが、音部漁港を過ぎて重茂漁業協同組合の近くに河原商店という個人商店がある。私は利用しなかったが、多分営業しているはず。この店には自販機があり、ルート上ではないがこの先の重茂車庫にも自販機がある。

 重茂漁港からは、漁港のすぐ近くにあるトンネルを通るが、トンネル手前で漁港の岩場に黄緑色の鳥を一羽発見した。よく見るとアオバトだった。アオバトは海水を飲みに集団で海岸の岩場に来る鳥で、以前テレビで見たことがあった。一羽だけだったが実物を見るのは初めてだった。
 トンネルを通るとすぐ未舗装路に入る。3km程歩くと種刺海岸という小さい浜に着く。

 八戸にあるのが種差海岸。こちらは種刺海岸。
 種刺海岸から魹ヶ埼までは再び未舗装路を3km程歩く。魹ヶ埼の手前には長磯という入り江のような場所がある。

 ここまで来ると魹ヶ埼まであと少し。この先に魹ヶ埼灯台とそれを取り囲む塀が見えてくる。


 続く。