みちのく潮風トレイル歩行録

八戸~女川まで歩きました。 みちのく潮風トレイルを歩いた時の思い出を、当時の記録や記憶を頼りに書いていきます

岩手県宮古市 魹ヶ埼~姉吉バス停

 魹ヶ埼灯台入口。

 魹ヶ埼灯台の近くにはトイレと東屋があったが、トイレは使用できなかった。今はどうなっているか不明。

 

 海の見える東屋。ここで民宿で作ってもらった弁当を食べる。東屋には備え付けのノートがあり、ここを訪れた人のメッセージが残されていた。

 

 丁度フェリーが通過。

 

 灯台の近くには本州最東端の記念碑がある。

 ここはみちのく潮風トレイルのルート上で訪れたかった場所の一つ。天気にも恵まれ、眺めも素晴らしい。来ることができて良かった。
 魹ヶ埼までは車で直接来ることができず、姉吉漁港から1時間程かけて歩いて来なければならないが、本州最東端の地ということもあり、ハイカー以外にも普段から観光客が多く訪れる場所のようだ。私が滞在している間だけでも3人の観光客を見た。

 
 魹ヶ埼には1時間程滞在した。ずっとここに居たい気分だったが、そういう訳にもいかないので出発。
 魹ヶ埼から姉吉キャンプ場までは未舗装路だが歩きやすい。1時間程歩くと姉吉漁港に着くが、漁港の手前に震災時の津波で木に引っかかった浮き球がある。

 けっこう高い位置にあるが、ここまで津波が来たのかと驚く。
 姉吉漁港にはトイレと駐車場があり、すぐ近くに姉吉キャンプ場がある。姉吉キャンプ場は震災後はデイキャンプ専用だったが、令和5年から宿泊が可能になった。
 姉吉キャンプ場から少し進むと、ここより下に家を建てるなで有名な津波到達地点碑があり、その先には何件か民家がある。
 少し進むと姉吉バス停があり、ルートではここから千鶏(ちけい)の方に向かうが、この日はここから宿に戻るため県道41号線を歩き音部方面に向かう。
 道は舗装路で歩きやすかったが、ここに来るまで体力をかなり消耗していたため、歩くペースは落ちていた。
 この道は西側が山の斜面のようになっており、栗の木がたくさん生えている。そして道路にはこれまた栗の実がたくさん落ちていた。
 そのまま歩いていくと重茂漁港に着くが、その手前に重茂水産体験交流館(えんやぁどっと)がある。ここは水産加工品を販売している施設で、食事もできる。ここで外のベンチに座って休憩。
 長めの休憩を取った後、県道41号線を北上。重茂車庫まで来たところで足が限界と判断し、宿の人に迎えに来てもらった。この日はこれで終了。

 

 続く。