みちのく潮風トレイル歩行録

八戸~女川まで歩きました。 みちのく潮風トレイルを歩いた時の思い出を、当時の記録や記憶を頼りに書いていきます

宮城県南三陸町 気仙沼市境界~田束山

 田束山までの道は、コンビニや商店は無く、自販機も無かったと思う。気仙沼市の境界から1km程進むと宮方という集落がある。そこからさらに1km程進むと樋の口という集落があり、そこから1km程進んだところが登山口だ。陸前小泉駅からだと約8km。登山口に行くまでかなり歩かなければならない。

 樋の口から登山口に向かう途中に、軽トラで山菜採りに来ていた地元のご夫婦がいて話しかけられた。トレイルのことやこの辺りのこと等しばらく話をしたが、田束山はツツジの名所だと聞いていたので開花状況について聞いたら、既に散ってしまったそうだ。今年は桜をはじめ他の花もいつもよりかなり早く咲いたため、散るのも早かったらしい。

 やっと登山口に到着。登山口にはトイレがあり、使おうとしたがシャッターが下りていた。冬期間は閉鎖されていると書いてあったが、今は閉鎖されている時期ではない。試しにシャッターを上げてみるとすんなり開いた。どうやら普段は下しているだけらしい。
 ここからは行者の道という登山道を登っていく。登ってすぐにモアイのチェーンソーアートを発見。

 モアイは南三陸町のいたる所に設置してある。田束山だけでもかなりの数がある。イースター島のあるチリとの友好の証だということを、今回南三陸町を訪れて知った。

チリ共和国との友好の証 震災復興のシンボル モアイ像 - 南三陸町

 

 ルートは田束山の駐車場まで登る。標高は455m。途中に滝が見えるポイントや沢を渡るポイントもある。

 手作りのトレイル標識。

 2km程登ると駐車場に到着。

 
 続く。