みちのく潮風トレイル歩行録

八戸~仙台まで歩きました。 みちのく潮風トレイルを歩いた時の思い出を、当時の記録や記憶を頼りに書いていきます

岩手県久慈市 小袖海女センター~野田村 陸中野田駅

 2016年7月3日、前回(2015年9月21日)の続きを歩く。約1年ぶりのトレイルだ。あれから野田村と普代村でも区間認定制度が始まり、スタンプを集めながら南下していく。今回は小袖海女センターから三陸鉄道陸中野田駅まで。
 当時はこの区間のルートが未定だったため、なるべく海沿いの道を歩いて陸中野田駅まで行くことにした。(この後も、ルートが未定の区間はそうして歩くようにしていた)
 小袖海女センターまでは久慈駅からバスが出ているので、それを利用した。小袖海女センターを出発して、北限の海女の記念碑のあたりから坂道を登り、民家の間を通る。途中に監視小屋へと行く道がある。

 写真は2021年夏撮影。
 この小屋は密漁者を取り締まるための小屋で、中には入れないが、窓から中の様子を見ることができる。生活感溢れる室内だったが、室内に人は居なかった。有名なスポットらしく、私はこれまで二度訪れたが、どちらも観光客が来ていた。

 ここから先は、道が解らないため、民家のある舗装路を南へ進んでいくことにした。当時はGPS等で位置を確認していなかったため、途中でどちらに進んでいいか解らなくなった時は、恐らくこっちだろうと思う道を進んだ。今となっては地図を見返してもどの道を通ってきたのか解らないが、陸中野田駅に到着。

 三陸鉄道陸中野田駅。道の駅のだと一体化している。そして道の駅にはスタンプがある。

 今回は舗装路を歩いたが、現在の公式ルートでは海沿いの未舗装路(山の中)を進むルートになっている。当時は正式にルートが決定したら、そこを歩くつもりだった。
 実際に歩いたのは5年後だが、あんなにキツイ道だとは、この時はまだ知らなかった。


 続く。