みちのく潮風トレイル歩行録

八戸~仙台まで歩きました。 みちのく潮風トレイルを歩いた時の思い出を、当時の記録や記憶を頼りに書いていきます

岩手県宮古市 宮古駅~ホテルルートイン宮古

 2022年10月12日から10月15日の間、重茂半島を歩いた。
 重茂半島は宿泊施設が音部地区にある民宿おとべ荘しかなく、しかも漁の時期は民宿が営業していないためタイミングが悪いと何年も予約が取れないことがある。
 私もこれまで何度も断られ続けていたため、重茂半島は後回しになっていたエリアだったが、今回休みが取れたのと、宿の予約が取れたため急遽歩くことにした。
 今回のトレイルは宮古市宮古駅から重茂半島を周り山田町の陸中山田駅まで。10月12日、電車で宮古駅まで移動。三陸鉄道宮古駅とJR宮古駅は隣接している。駅から線路を挟んだ向こうには宮古市役所があり、2階の歩道で繋がっている。宮古市役所は震災後にできた新しい建物で、市民交流センター、保険センター、カフェ等が併設されている。こういう複合施設は震災後増えた気がする。
 駅からはトレイルルートに行く前にスタンプポイントになっている駅近くの洋菓子店西野屋へ寄る。スタンプを押し、ついでにお菓子もいくつか買って駅前に戻りベンチでおやつタイム。こういう店はスタンプを集めていなければ寄らなかっただろう。
 トレイルルートは宮古大橋を渡り海沿いを進むが、宮古大橋を渡る前に国道106号線沿いにある志賀スポーツへ立ち寄る。何故この店に寄ったのかというと、この店はスポーツ用品店だがアウトドア用品も扱っており、ご主人もみちのく潮風トレイルのハイカーなのだ。こちらはスタンプポイントにもなっており、さらにみちのく潮風トレイルオリジナルネックウェアを販売している。

 全3色で、私はトレイルカラーに近い緑色を購入。

 宮古大橋を渡ってからしばらくは国道45号線を歩き、八木沢川の手前から八木沢川水門を通り、左手に海を見ながら進んでいく。
 八木沢川の手前でトレイル標識を発見したが、初めて見るタイプのものだった。

 今までは杭タイプしか見たことが無かった。宮古エリア限定だろうか?

 海沿いを歩いた後、リアスハーバー宮古のあたりから再び国道45号線に合流する。宮古大橋からここまでの国道沿いにはコンビニやドラッグストア、飲食店等が多くあるため補給には困らないだろう。
 少し進むと藤の川海水浴場があるが、海側には高い堤防がある。その向かいにはこの日の宿、ホテルルートイン宮古がある。この日のトレイルはここで終わり。

ホテルルートイン宮古

 宮古市街地から重茂半島に向かう途中のルート上にある。
 周辺に飲食店が無いため、夕食はホテルのバイキングを利用するか、コンビニ等で食料を買い込んで行く必要がある。


 続く。