みちのく潮風トレイル歩行録

八戸~仙台まで歩きました。 みちのく潮風トレイルを歩いた時の思い出を、当時の記録や記憶を頼りに書いていきます

岩手県野田村 マリンローズパーク野田玉川~普代村境界

 マリンローズパーク野田玉川の中を見学。

 中はとても涼しい。

 当時の作業の様子をマネキンで再現している。

 これがバラ輝石の原石。

 私はただ歩くだけでなく、こういった施設にできるだけ立ち寄るようにしている。マリンローズパーク野田玉川を出た後は海の方に戻るが、野田玉川駅の近くにパティオ・ムラタという酒屋があり、スタンプポイントになっている。スタンプを押した後、玉川漁港のそばを歩いていると、右に曲がる道があり、少し小高い場所に西行屋敷跡がある。屋敷跡と言っても何もない場所だが、ここにあの西行が住んでいたのかと初めて来た時は驚いた。そういえばこのあたりで初めて仮設住宅らしき建物も見た。

 玉川野営場を過ぎると、少しだけ海岸沿いを歩くが、その後はまた内陸の方に曲がり、山の中と言ってもいいくらいの道を歩く。この日熊を見たこともあり、民家の無い道を5kmくらい熊鈴を鳴らしながら歩いた。
 そしてこの日の宿、国民宿舎えぼし荘に到着。スタンプを押し、野田エリアの証明書をゲット。

 翌日、えぼし荘を出発するとすぐに安家川を渡る。安家川にはサケのふ化施設があり、ルートはふ化施設のすぐ近くを通るが、この施設は三陸鉄道からも見える。ちなみに、三陸鉄道が安家川橋梁を通る時はスピードを落とすため、山側は安家川や三陸道、海側は45号線をよく見ることができる。
 川を渡り、三陸道と三陸鉄道の下を通って45号線に合流して少し進むと普代村に入る。

 野田エリアの総評(個人的な感想)
 野田エリアは海沿いを歩くより、内陸部を歩いた印象が強い。また、マリンローズパーク野田玉川のような他ではあまり体験できないような施設、くんのこほっぱ跡地や西行屋敷跡のような地元の歴史を学べる場所もある。
 決して楽なエリアという訳ではないが、北の久慈エリア、南の普代エリアに比べれば歩きやすいと感じた。

 続く。